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体内水分量を考慮に入れた無拘束膀胱内蓄尿量予測のためのモデル提案
○渋江直樹,栗原陽介,鏑木崇史(青学大)
本研究では,無拘束で膀胱内蓄尿量を予測するための数理モデルを構築する.膀胱内における蓄尿量の推移は,血液が腎臓のボーマン嚢において原尿に変換されてから,尿細管を経て尿素に変換され,膀胱内に蓄尿する過程を数理モデルとして表現する.その際,モデル内パラメータは体内水分量の影響を受けるものとして扱うことで,膀胱内の蓄尿量を予測する.また,提案する手法の妥当性の検証として,実際の被験者を対象とした実証実験を行う.実証実験では,被験者の実際の排尿量と,提案したモデルに基づいて予測した膀胱内の蓄尿量を比較することで,提案モデルの予測精度について検証する.

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