情報処理学会 第80回全国大会講演要旨
5J-02
シナリオに出現する振る舞い用語の出現パターンを用いた要求仕様書の検証手法の提案
要求仕様書のシナリオ記述において,アクターがデータを「照会」すると,システムは何らかの結果データを返し,同アクターは結果データを「取得」する,というように,システムとアクター間の相互作用には,「照会」と「取得」などの振る舞い用語の組み合わせのパターンが存在すると考えられる. 本研究では,そのような振る舞い用語の組み合わせのパターンを明らかにし,本パターンを用いて要求仕様書のシナリオ記述の定義漏れや表記ゆれを検証する手法を提案する.
