情報処理学会 第80回全国大会講演要旨

2014年以来、横浜商科大学では新入生を対象にコンピュータやスマートフォンの利用経験を中心としたICTリテラシに関する総合的なアンケート調査を実施してきた。本論文では、それら過去4年分の調査結果に基づき、大学入学直後の学生がどの程度コンピュータを使えるのかといったICTリテラシの傾向について分析する。スマートフォンの利用が中心となり、コンピュータの利用経験に大きな差が出てきている傾向と、結果として「普通にコンピュータを使う」ことができない学生が相対的に増加してきたことを明らかにする。