5E-05
体動および呼吸変動を用いた静止車両における乗員の睡眠段階の推定
○伊部達朗(日産自動車)
日中における短時間の仮眠は,作業パフォーマンスの増大や心臓疾患リスクの低下といった正の効果が知られている.しかし,60分を超える仮眠において,肥満リスクの増大や心臓疾患リスクの増大が報告されている.そこで,本研究では自動車の車両内における仮眠の質向上を目指し、仮眠時間の制御を目的とした睡眠段階の推定方法を提案する.推定には着座接触圧分布から得られる体動指標と,呼吸ピックアップセンサーから得られる呼吸指標を用いた.健康な成人男性7名を用いた実験を行い,推定方法の提案に向けた初期検討を行ったのでその結果を報告する.

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