5E-03
宅内での適切な音声情報提供タイミング推定モデルの検討
○藤本雄一郎,小森光月(農工大),徐 建鋒,田坂和之,柳原広昌(KDDI総合研究所),藤田欣也(農工大)
スマートスピーカなどの一般家庭を対象とする音声を介した情報提供は,
ユーザの生活行動を阻害しないように,現在は受動的なサービス提供に留まっている.そこで本研究では,ユーザの活動を阻害しないタイミングでの
プッシュ型情報提供に向けて,主婦を対象としたアンケートにより,
宅内での各種生活行動時の情報提供許容度を調査した.その結果,
家事行動の終了や家族とのコミュニケーションの有無が大きく影響することが
確認された.この結果を基に,センサで計測可能なユーザ位置や頭部・体幹の動き,音声等からユーザの生活行動の状態遷移を判定し,情報提供に適した
タイミングを推定するモデルについて検討したので報告する.

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