5D-06
ミリ波アクセスポイントにおける接続ノードの均等化手法
○王  洋,塩谷吉満,川村晋太郎,松山健吾,高 敏雄(リコー)
 無線ノード稠密環境では、無線LANを使用してリアルタイムに一斉情報共有することが困難であり、そこでミリ波無線(IEEE802.11ad)に着目した。
 ミリ波無線特有な課題を解決するため、マルチホップ転送と経路制御技術を考案した。具体的にはミリ波NICを2個(片方AP、もう片方STA)用いた中継ノードを利用し、異なるサブネットワーク間をマルチホップ転送する。
 ミリ波APは無線LANと比較して接続可能台数が非常に少ないため、各エンドノードが特定のミリ波APに集中して接続すると、接続不可エリアが出来てしまう。
 本稿では、全エンドノードが各ミリ波APに均等に接続する事で、上記問題を解決する仕組みを説明する。

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