5C-02
時間周波数分解能の異なる2つのスペクトログラムに対する並列NMFを用いた演奏詳細解析
○保利武志,中村和幸,嵯峨山茂樹(明大)
音楽演奏における演奏者の個性は、演奏の緩急や強弱、アーティキュレーション等として反映されるが、これらを詳細に抽出するためには高精度な時間・周波数分解能による解析が必要となる。
本研究では、高時間分解能なスペクトログラムと高周波数分解能なスペクトログラムの2つを用いて、互いの基底情報とアクティベーションを参照し合う並列NMFを適用することで、従来時間分解能と周波数分解能においてトレードオフであった音楽信号スペクトル解析に対し、高精度な周波数分解能を保有する基底情報を用いて、音高のオンセット情報を詳細に解析し抽出することを目的とする。

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