4ZE-05
インターネット社会における「過剰反応」と企業がとるべき対策に関する研究
○藤田拓也(工学院大)
企業が提供する商品やサービスに対するネガティブな感想を,一部の消費者がインターネット上に投稿した結果,これに共感する投稿の急増(過剰反応)によりコンテンツの提供が中止になる事案が増加している.企業が,当該反応に対してどのように向き合うべきなのかを知ることは,ビジネスの長期的な存続につながると考える.本研究では,過剰反応が起きる仕組みについて調査した.日本と米国における事例を調査したところ,日本ではコンテンツから想起される印象に対して,米国ではコンテンツから想起される社会的な問題に対して過剰反応が起こりやすいことがわかった.また,過剰反応が起こった際に株価が下がるという影響が出ることが分かった.

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