4L-01
インメモリ・データ圧縮処理を備えた大規模センサネットワーク用分散型データベース
○安達成一,宮崎敏明(会津大)
大規模センサネットワークにおいて単位時間当たりに生成されるデータ量は膨大
となり、それらを蓄積するデータベース(DB)のストレージ量の増大や処理速度の
低下が課題となる。ストレージコストを抑えるためにはデータ圧縮が有効である
が、各センサやゲートウエイでデータ圧縮処理を行うと、リアルタイムのデータ
アクセスが困難となる。本稿では、前処理としてデータ圧縮をインメモリ処理で
実行する分散型DBシステムを提案する。また、本DBシステムが、データアクセス
時間を犠牲にすることなくストレージ量の削減が可能であることを示す評価結果
を述べる。

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