3ZD-08
高齢者の認知機能低下を抑制する試み(回想法のLINEへの実装)
○中野達也,藤川正樹(工学院大)
高齢者数の増加に伴い、認知症患者が増加している。認知症を予防、改善する方法の1つに回想法がある。回想法とは、過去の懐かしい思い出を語り合ったり、誰かに話したりすることで脳が刺激され、認知能力の維持や改善に効果が期待できるというものである。この方法は、聞き手が必要で1人ではできないという課題がある。本研究では、独居高齢者であっても、また体が不自由であっても回想法を利用できるようにするために、SNSアプリケーションであるLINEに同法を実装する。LINEはテキストの他に画像や音声も使用可能であるため、ユーザーは効果的に回想を行うことができる。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会