3ZC-03
福島周辺の放射線量データを用いた、危険地域への進入の検出
○田村 脩,櫻井彰人(慶大)
2011年の東日本大震災により、福島県の一部地域は放射線による被害を受けた。現在でも、放射線量の多い地域は「帰還困難区域」に指定されており、原則立ち入り禁止となっている。帰還困難区域に指定されていない場合であっても、放射線量の高い地域に進入することは、極力避けるべきである。仮に他の地域が放射線の被害を受けた場合、帰還困難区域等が設定されていない状態では、人間が知らぬ間に放射線量の高い地域に進入してしまう可能性が大きい。
本研究では、福島第一原発周辺を走行するモニタリングカーのデータを用いて、放射線量の高い地域への進入を検知する機械学習モデルの構築を目指す。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会