3ZA-07
VR-HMDを使用したアクティブ視野検査の提案
○堀田健仁,今渕貴志,オキディッキ プリマ,伊藤久祥(岩手県大)
視野欠損患者による交通事故が社会問題になっており,事故を防ぐ為には,事前の視野検査が重要である.しかし,従来の視野検査では,被験者の自己申告によって欠損範囲を判断するため,検査精度の信頼性について指摘されている.そこで,信頼性を向上させるための新しい検査方法としてアクティブ視野検査が提案されている.当該手法では視線計測機器を利用して,被験者の視野欠損の範囲を自動的に検出することができるが,検査可能な視野範囲が狭いため,より広範囲に有効視野を測定するための改善が求められている.本研究では,有効視野内の欠損範囲を検出できるVR-HMDを開発し,アクティブ視野検査機器の実用化に向けての議論を行う.

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