3Y-07
広視角域CSFの計測とその画像への適用
○上野真実(お茶の水女子大),齋藤 豪(東工大)
輝度の明暗や反対色のコントラストの周波数ごとの知覚可能閾値を表す
知覚感度をCSF(Contrast Sensitivity Function)という。
この知覚感度は周辺になるにつれて低下が起こり、
その変化は周波数と色によって異なることが知られている。
一方、人間の片目の視野は水平方向で150°, 垂直方向で130°程度に渡り刺激の知覚が可能である。
しかし周辺視野のCSFに関して、30°を越えた範囲の測定は少ない。
本研究では、中心視から30°以上の周辺視野を含んだ視角領域でCSFを測定し、
それに基づき感度低下を可視化した画像の生成を局所的通過帯域制限により行う。

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