3V-06
複数のソナーを用いた養殖魚尾数推定の基礎検討
○大木寛成,谷口義明(近畿大)
本論文では、生簀内の養殖魚について、複数のスキャニングソナー(以下ソナー)を用いて尾数を推定するシステムを検討する。現在、生簀内の養殖魚の尾数は養殖業者の予測や、生簀への投入時に画像認識を用いてカウントする方法で推定されている。本手法では生簀内の養殖魚を移動させることなく、また、水の濁りや光の影響を受けずに推定することができると考えられる。提案システムではソナーから得られた魚の座標をクラスタリングし、尾数を推定する。本研究では養殖魚の大きさや尾数、ソナーの配置が推定精度に及ぼす影響をシミュレーションにより評価する。

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