3U-09
カメラによる周辺移動ノード検出を用いたDTNルーティング
○石田恵太郎,桧垣博章(電機大)
無線ノード分布が疎な環境では, データメッセージの配送経路の検出が難しく, 無線マルチホップ配送が困難であるという問題がある. 近年では隣接無線ノードへのデータメッセージの転送とデータメッセージを保持した無線ノードの移動を組み合わせたDTNが, 無線ノード分布が疎な環境でのデータメッセージ配送手段として期待されている. しかし, 宛先無線ノードへのデータメッセージ到達率は無線ノード同士が偶然隣接する確率に左右されるという問題がある. 本研究では無線ノード同士の隣接機会を増加させる手法を提案する. これによりネットワーク全体のデータメッセージ到達率を向上させる.

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