3S-05
軌跡の規則性に基づく物体追跡手法
○伊藤 慧(東大)
本研究では,道路上部に設置された固定カメラの映像について,走行中の車を個別に認識し,追跡することを目的とする.カメラの設置位置の関係から,映像は道路を正面から撮影したものとなっているため,映像中の車は重なりあっており,単純な手法でそれぞれを追跡することは難しい.重なりが強い物体を追跡する手法はまだ少なく,対象とする物体のもつ特徴を利用する例もほとんどない.提案手法では,それぞれの車線を走る車は非常に類似した軌跡を辿るという特徴を用いることで,個別追跡の実現を目指す.

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