3R-03
色情報の導入によるモーションバーコードを用いたカメラキャリブレーションの精度向上
○末吉 朗,清水郁子(農工大)
広域空間を対象としたカメラキャリブレーション手法として、各フレームの直線上での移動物体の有無を特徴量としてエピポーラ線の対応づけを行うモーションバーコードによる手法が提案されている。この手法では異なる物体でも同じタイミングで出現していると同一物体とみなすため誤対応の原因となっていた。本手法では、各フレームの移動物体の色情報を比較することで、異なる物体を同一の物体であると誤認識することを回避する。具体的には、直線上にある移動物体の色相ヒストグラムを特徴量として類似度を計算することで、同一物体かどうかの判定を行うことにより、エピポーラ線の対応づけの精度向上を図る。

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