3R-01
レーザスキャン点群とSfMメッシュの自動位置合わせ
○藤里和樹,檀 寛成,安室喜弘(関西大)
地上用レーザスキャナやドローン空撮によるSfM(Structure from Motion)を用いた3次元計測が現場調査等に多用されている.これらは,地上と空中の視点の違いや,能動的と受動的といった計測原理の違いがあり,両データを統合することにより相補的で包括的な3次元データが得られる.本研究は適切な対応点選択と陽解法により,自動的に統合する手法を提案する.スキャナ付設の校正済みカメラ画像を含めたSfMにより推定されたスキャナ視点でデータを重畳させ座標を対応づける.さらに,位置合わせの曖昧性を低減しかつ空間的に均一な対応を自動的に選択し統合する.汎用スキャナを用いた実測実験により有効性を示す.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会