3Q-07
Mastodon上における自己評価維持モデルに基づいたユーザ間繋がり動機付け支援機構の試作
○松下拓真，福田直樹（静岡大）
SNSにおけるいじめや自殺問題への対策は重要な課題であり,対策方法の検討が進みつつある.分散型SNSではTwitterのような中央管理がなされておらず,ネットいじめに対処するための機構が存在しないため,その実現が重要な課題の1つとなっている.社会心理学で提唱された自己評価維持モデルでは,他人との関係が自己評価に大きな影響を与えるとされており,agent-based modelによる自己評価計算モデルでは自己評価が低下する状況では自殺が増加することが指摘されている.本研究では分散型SNSのひとつであるMastodonに注目し,自己評価の低下を防ぐためのユーザ支援機構を提案する.
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