3Q-02
マルチプレックスネットワーク上での意見の一貫性のなさが意見形成に与える影響
○木村苑子(早大),浅谷公威(東大),菅原俊治(早大)
人は様々なコミュニティに所属しており、コミュニティ内で周囲へ適応し意見形成を行なっている。その際コミュニティ間で意見に一貫性がなくなると、周囲から圧力を感じ沈黙することがある。近年ではSNSの発達により意見の一貫性のなさが発覚しやすくなったため、この沈黙が意見形成のダイナミクスに与える影響を考える必要が出てきた。
本論文では、コミュニティ内での意見形成とコミュニティ間での圧力と沈黙をモデリング・シミュレーションすることで、沈黙が意見形成に与える影響を調べる。ネットワーク構造にランダムグラフを用いた場合とCNNを用いた場合の比較と、意見形成にBCMのみを用いた場合とBCMと多数決の両方を用いた場合の比較を行う。

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