3H-05
自律移動型NC加工機械の研究
○高橋雅史(電機大)
物体を加工するために用いられる加工機械というものがあり、そのなかでもコンピュータを用いて自動加工を行えるものをNC加工機械と呼ぶ。NC加工機械には機体の大きさによって加工範囲が限定されるという課題があり、大きさが原因で加工することができない素材が存在する。そこで本研究では加工機械の加工範囲を広げる目的で、レーザー加工機に移動機能をつけることにより加工地点に自ら移動するシステムを提案する。レーザークロスマーカーと画像処理によるキャリブレーションを用いて意図する加工範囲に照射を行うというシステムである。加工機械の加工範囲を計測・評価することで、本システムによって加工範囲の拡大を図れることが示唆された。

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