3E-05
ドローン搭載カメラによる可視光画像の植生領域判別に有効な指標
○尾崎敬二(国際基督教大)
地表面の植生領域の判別は土地利用分類や環境モニタリングに有用な情報である。近赤外画像と可視光画像を組み合わせて推定する植生指標が、最も標準的に用いられるが、使用機器や手法は高コストである。ドローン搭載のデジタルカメラから得られる可視光画像のみで、おおよその植生領域判別の試みを報告する。可視光バンドのみの緑赤植生指標では、画像中の影領域と植生領域を誤判別したが、緑過剰指標では、適切の判別ができた。緑赤植生指標と緑過剰指標の特徴を比較分析し、緑過剰指標がドローン空撮画像中の植生領域判別に、有効であることを示す。また、ドローン搭載カメラの高度と俯瞰角度に違いのある画像に対する適用も報告する予定である。

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