2ZF-03
形態素解析を用いたPAD評価支援
○小木曽寛太,中埜 翔(愛知工大),小宅直樹,上田磨歩,内 正也(中部大),澤野弘明(愛知工大),鈴木裕利(中部大),石井成郎(愛知きわみ看護短期大)
プログラミング教育において,アルゴリズムを図式化するPADが利用されている.PADを導入した講義では,学生のPADを評価者が目視で採点している.筆者らはボタン操作で評価記録が可能なPAD評価ツールを提案した.先行研究では各学生のPADを人が評価する必要があり,講義受講者が多くなるにつれ手間が増える.そこで本研究では,学生と模範解答のPADの要素を比較して正誤判定する方法を提案する.提案手法では処理を示す部品の種類と結びつき,処理の内容を示す文言の名詞・動詞を模範解答と比較し,比較結果から正誤が明らかなPADを評価対象から除く.本稿では自動評価方法と,評価実験と結果について述べる.

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