2ZE-03
他者の興奮度に関する情報を用いた観光スポット決定支援システムの提案
○藤本幸佑,北村尊義(立命館大),泉 朋子(阪工大),仲谷善雄(立命館大)
近年、アジア諸国を中心とするインバウンドの数も増加の一途を辿り、日本が目指す「観光立国」としての重要性は年々高まっている。本研究では、大阪や京都など観光名所の集中するエリアを散策する観光客を対象に、他の観光者と心理的要素、特に興奮度を共有することにより次の目的地(観光スポット)の決定を支援するwebアプリケーションについて提案する。他律式観光にならぬよう、方角のみを映し出すことにより寄り道や観光地における新たな魅力の発見を促す。本研究により人間の心理データを用いて目的地を決定し、そこで体験した感情を他人に共有するというサイクルを生み出すことで新たな観光スタイルを提案できると考える。

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