2ZD-05
ICFコード自動割り当てシステムの作成
○大柳慶悟(福井高専)
日常生活で達成すべき目標をチェック項目とし、これを用いて発達障害児を支援するためのpicotToというシステムがある。これによって一人ひとりの児童の行動・能力の特性を把握することができるが、児童が異なるチェック項目を用いている場合、その能力を比較することは容易ではない。この比較を行いやすくするために比較の基準としてICFコードを用いる。ICFコードは生活能力に対応しており、これをチェック項目に関連付けることで統一された基準で児童の特性を比較することができる。この関連付けを自動的に行うために、類義語、分散表現、ニューラルネットワークを用いてチェック項目の文章と各ICFコードの説明文の関連度を計算する方法を考案し、それぞれの手法を比較した。

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