2ZC-09
赤外線センサアレイに基づいた人物位置/行動認識
○市村翔一,趙 強福(会津大)
近年、日本の高齢化は急速に進行している。このような社会において、シニアケアのためのスマートな環境、特にスマートホームが注目を集めている。スマートホームを利用する上で重要な問題の一つは、居住者のプライバシーである。ビデオカメラやマイクを使用したスマートホームは、賢すぎて居住者のプライバシーを侵害する恐れがある。本研究の目的は、プライバシーに配慮したスマートホーム構築のための技術の確立である。本稿では、15個のセンサーから構成されたセンサーアレイを用いて日常生活においてよく現れる人物位置と活動の認識を行い、その結果は100%に近い認識率を示した。

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