2ZC-08
空撮画像のリアルタイム結合システムの開発
○増田祐至,小枝正直(大阪電通大)
近年,ドローンの普及に伴って様々な分野で空撮画像が利用されるようになった.
その一例として災害時の被災地状況把握が挙げられる.
大域的に被災地状況を把握するには高解像度画像が必要であるが,1枚毎の空撮画像からは局所的な情報しか得られないため,複数画像の結合処理が必要となる.
従来は,飛行中に撮影・保存した画像を地上に帰還した際に取り出して結合処理していたが,結合画像取得までに時間が掛かっていた.
そこで,飛行中のドローンから地上の計算機に空撮画像を無線で送信し,リアルタイムに結合処理を行い,時間短縮を図った.
本稿では,システムの詳細と本システムによる画像結合実験,およびその結果について述べる

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