2ZC-06
分散型台帳技術を用いたモバイル決済のモデル開発
○沈 嘉秋,片山秀昭(舞鶴高専)
日本国内での電子決済の普及率は20%にも達していない.特に,個人経営の店舗ではそもそもクレジットカードすら利用できないケースも多い.決済事業者はサーバ等の維持費がかかるため,店舗側から加盟店手数料を徴収する必要が生じる.これが電子決済の普及を阻む要因の一つと考えられる.この問題を解決するために, 分散型台帳技術を用いたモバイル決済のモデル開発を本研究で行う.店舗と一般客への負担を軽減するため,店舗と一般客の両方の決済用端末にモバイルネットワークにつながった一般的なAndroid スマートフォンを用いるものとする.また,モバイルネットワーク上でP2P通信を行うためにWebRTCを用いたNAT越えを行う.

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