2ZC-03
ビンゴゲームを用いた回遊・再訪促進システム
○黒田龍哉,高山 毅(尾道市立大)
近年、(1)「ある観光地内で、より多くの観光スポットへの訪問を促す、回遊の促進」や、(2)「ある観光地への再度の訪問を促す、再訪の促進」の取り組みが活発化している。(1)では、スタンプラリー等のゲーミフィケーションがしばしば用いられるが、観光者側から見ての「やらされている感」という問題点がある。また後者では、「訪問し忘れ」「訪問し逃し」といった「くやしさ」を用いる研究が存在するが、「くやしさ」を使うということは、不快感を伴う危険性を否定できない。本稿では、「やらされている感」を感じさせにくく回遊を促進し、なおかつ、「不快感」を感じさせにくく再訪を促進するアプローチとして、「ビンゴゲームを用いた回遊・再訪促進システム」を提案する。

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