2ZC-02
指紋情報盗難防止システムの構築
○伊藤大地,坪川 宏(東京工科大)
現在普及しているデジタルカメラは、2000万画素を超えるものが存在し繊細な画像を出力することができる一方、画像に手が写り込んでいる場合、指紋情報が取得される恐れがある。提案されている解決策として、指の末節部それぞれに擬似指紋パターンを装着して指紋情報の読み取りを防ぐといったことが挙げられているが、写真撮影の度にこの対策を行うのはユーザにとって負担がかかる。本研究では画像処理ライブラリOpenCVを用いて、対象となる画像から、肌色抽出、凸法に基づく指先検出などを行い指の末節部を算出してぼかし処理を行う。手が顔に重なっている場合は、Adaboostによる機械学習を用いた指の末節部検出を提案する。

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