2ZA-06
EQ指標を用いた感情推定手法の評価
○吉田怜司,菅谷みどり(芝浦工大)
センサデータを元に人の感情を推定する手法は数多く存在し,その最たる例が表情認識や音声認識である.しかし,表情や音声は恣意的に変更できてしまうため,感情推定に必要な客観性を欠いている.そこで,心拍や脳波などの生体情報を用いた感情推定が研究されてきた.生体情報は恣意的に変化することができず,客観的であるため感情解析により適しているとされた.生体情報を用いた感情推定手法はその精度を計るために,評価主の主観との一致度を求めるの.しかしこれには問題があり,そもそも評価主の主観が本心での感情と一致しているという保証がない.そこで,本研究ではEQ指標を用いて生体情報を用いた感情推定手法の評価を行った.

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