2ZA-05
Kinectを活用した主観的睡眠感の評価方法の提案
○秋田谷優,西村 歩,折笠愛矢(文教大),武藤ゆみ子(東工大),武藤 剛(文教大)
本研究は、日常生活における就寝時の主観的睡眠感を定量的に評価するための計測手法を提案することを目的としている。具体的には、Kinectセンサーを用いた就寝時見守りシステム「Tele Bed」を活用し、それによって記録される就寝時のRGB-Depth画像の変化から推定される就寝中の寝返りの回数と、起床後に得られる主観的睡眠感に関するアンケート調査の結果の分析を行った。その結果、時間当たりの就寝中の寝返り回数が少ない人ほど、得られる主観的睡眠感が高いことがわかった。このことから、本システムにより推定される寝返り回数から、主観的睡眠感の高さを評価できる可能性が示された。

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