2ZA-04
印象評価を用いたうつの自己検査手法に適した顔画像のSD法による検証
○大金俊哉,杉浦彰彦(静岡大)
人物顔の印象評価を行ううつ病の自己検査手法では,刺激に用いる顔画像の個人差が懸念されていた.本研究は,ポジティブ−ネガティブ次元での印象評価とSD法のアンケート結果を分析することで,定量的な評価を行う.ここでは,多数の形容詞対を用いて質問をすることで,印象評価を用いた自己検査手法において,被験者に適した顔画像を選定するのが目的である.はじめに,男女の無表情顔画像100枚に対してポジティブ−ネガティブ次元での印象評価を行い,SD法に用いる顔画像を12枚選定した.SD法では24の形容詞対に評価を行い,主成分分析を行った.これにより印象評価に影響を与える因子を明らかにする.

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