2Y-01
発話内容を文字と関連画像で被面接者に重畳表示するAR型面接の提案と有効性の検討
○中村浩幹(東京工科大),中村亮太(湘北短期大),上林憲行(東京工科大)
面接において被面接者の伝えたい事が面接官に伝わっていないという状態が多く存在する.先行研究から高い伝達感には対面という状況が必要であるということが言われている.本研究ではそれに加えて高い伝達度を得るためには多量の視覚情報が必要ではないかと考えた.そこで伝達感と伝達度共に高いことが期待されるAR面接を提案,並びに有効性の検討を行うことにした.AR面接とは面接官がARゴーグルを装着し,面接中に被面接者が発言する内容を全て字幕で表示させた上で関連した画像も表示させるというものである.AR面接は対面状況でありながら文章や画像という要素を追加した面接であるため,より伝達度が高くなると考えられる.

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