2X-03
ゲーミフィケーションを用いたバリア情報収集の提案
○大和佑輝,呉 健朗,宇野広伸,樋口恭佑,荒木伊織,宮田章裕(日大)
屋内外には段差など移動弱者の移動を妨げるバリアが多数存在する.
これらのバリアの位置・種別を自動検出することを目指し,
我々は,健常者の歩行時加速度データを分析し,
広域のバリアの存在を推定する方式を提案してきた.
しかし,高精度なバリア推定には大量の歩行データを収集する必要があるが,
計測者の参加意欲を維持することは困難である.
そのため,我々はゲーミフィケーションを取り入れ,
陣取りゲームを行いながら歩行データを収集する方式を提案する.
このゲームでは,
歩行データ収集の作業コストの高さを
ゲーム中に行うアクションの価値の高さにマッピングしている.
この提案によって計測者は楽しみながら歩行データを収集できる.

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