2W-03
DHCPv6クライアントの実装差を利用したDNSサーバアドレス詐称攻撃
○高木聖也,長谷川皓一,山口由紀子,嶋田 創(名大)
IPv6の普及が進み、ネットワークへの接続にIPv6が使用されるようになってきた。また、IoT機器などの増加に伴なうIPアドレスの枯渇により、IPv6の使用はより一層増加することが予想される。一方で、IPv6の実装や仕様についてはまだまだ未成熟であり、クライアントごとに実装の差が存在している。
そこで、そのような実装差のひとつであるDHCPv6とRDNSSへの対応の差を利用したDNSサーバアドレス詐称攻撃が可能かどうかを検証する。また、そのような攻撃に対して、ネットワーク機器で適切な対策が取られていなかった場合を想定してクライアントが行なうことのできる対策を検討する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会