2V-05
リハビリテーション自動記録にむけたウェアラブルセンサ装着部位の検討
○小向航平,大村 廉(豊橋技科大)
患者数の増加に伴い,理学療法士らへの負担が増大し,リハビリの詳細な記録やその効果の分析が困難となっている.これに対し,ウェアラブルセンサを使用した行動認識技術を用いることで,詳細なリハビリの記録を自動で行うことが期待できる.高精度な行動認識のためには,多数のセンサを用いることが望まれる.一方で,センサの設置コストが高いと患者への負担が高くなり実用性を損なってしまう.そこで本研究では,被験者の体7部位のウェアラブル慣性センサから取得したデータをもとに,センサ数やその組み合わせにおける認識精度を比較評価した.結果,3つのセンサのみで十分な認識精度を得られることを確認した.

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