情報処理学会 第80回全国大会講演要旨

センサ技術向上、小型化や近年の健康志向からヘルスケア分野においてMEMSデバイスの活用が見られる。しかし取得したデータは端末やアプリケーションに依存しており情報が活用されていない。そこで歩行や運動にまつわるデータに着目し、加速度センサにより歩行時や運動時の体幹動揺を検出、データ処理をクラウドデータベースやHTML5などWeb技術活用することでシンクライアントな環境を構築する。小型の情報端末を用いることで計測場所を問わず運動時の障害にならないようなシステムを構築する。運動データに加えて環境データとバイタルデータを並行して取得することで運動に関して統合的な解析を可能にし、ユーザへ情報のフィードバックを行えるシステムとする。本研究では小型シングルボードコンピュータとセンサ、Web技術を用いてシステムの構築を行う。