2V-02
人の状態推定のための椅子の動き収集システムの検討
○加藤上鎭,江崎史哲(愛知工大),遠藤正隆,中嶋裕一,三浦哲郎(RIO),菱田隆彰(愛知工大)
人は年齢に依らず,労働,学習などにおいて椅座位でいることが多い.椅座位による作業が長時間に及んだ場合,姿勢が崩れ集中力の低下やストレスや疲労を感じることが知られており,作業の効率に影響を及ぼす.作業の姿勢を知るためには目視や映像による記録を用いるものや,センサを人や椅子などに装着してその動きを収集する方法がある.これまではセンサの設置には機能面やコスト,大きさなどに制約があり,複数の状態を同時に収集することが難しかった.本研究では,小型で多機能なセンサデバイスを用い,複数の椅子から同時に動きの情報を収集するシステムを構築し,椅座位で作業をしている人の状態を推定する方法について検討する.

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