2U-03
FVC量子化パラメタ制御による超解像の特性
○梅田聖也,矢野仁愛,渡辺 裕(早大),猪飼知宏,中條 健,伊藤典男(シャープ)
近年,High Efficiency Video Coding (HEVC) 規格承認後,4K及び8Kなどの超高精細(UHD)ビデオは,ストリーミング,ケーブルテレビ,ブルーレイ及び放送などに急速展開された.これらの次世代映像は,ワイドカラーとハイダイナミックレンジによって表現され,それらは,BT.2100規格でPQ(知覚量子化)とHLG(ハイブリットログガンマ)を用いて定義される.一方,近年研究されている新しい超解像の手法は符号化映像においても優れた品質を提供することが証明されている.しかし,次世代映像における超解像画像処理はPQの値によって提供する品質が大きく異なることが証明されている.そこで本稿では,PQ値の変動による量子化ステップの変化に対する超解像画像処理の品質特性を明らかにする.

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