2U-02
方向性を考慮した超解像処理技術によるFVC符号化画像の画質改善
○矢野仁愛,梅田聖也,渡辺 裕(早大),猪飼知宏,中條 健,伊藤典男(シャープ)
近年,出力機器における解像度が増加し,より高精細な画像の出力が求められるようになってきている.この高精細な画像を取得する手法として,現在,長年研究されてきた超解像処理技術を符号化技術に適応する手法が研究され始めている.超解像処理技術とは入力された低解像度画像中に欠損した高周波成分を付加することによって高解像度画像を取得する技術であり,中でも学習型超解像は高画質な画像を取得できる手法として知られている.我々はこの学習型超解像であるAplus,ScSR,SRCNNについて方向性を考慮した超解像処理を行い,これらをH.265符号化画像に適応する手法を考案し,符号化画像の更なる画質向上について検討する.

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