2T-05
分散表現を用いた話題変化判定
○芳野 魁,伊藤孝行(名工大)
大規模意見集約システムCOLLAGREE ではファシリテーターと呼ばれる人物が議論のマネジメントを行っているが,長時間に渡って大人数での議論の動向をマネジメントし続けるのは困難である.ファシリテーターが画面を見なければならない時間を減らし,負担を軽減する工夫があることが望ましい.ファシリテーターが画面を見るべきタイミングは議論の話題が変化したときであると考える.
すなわち,ファシリテーターの代わりに自動的に議論中の話題の変化を観測することが必要である.本研究ではファシリテーターに話題の変化を伝えるために,分散表現を用いて発言の繋がりの度合いを数値化し,繋がりの度合いが小さいもの,即ち話題の変化を起こしうる発言を検出することを目指す.

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