2S-06
CNNを用いた路面のひび割れ検出モデルの構築と最適化
○永田睦稀,戴  瑩(岩手県大)
現在の日本は、道路の老朽化が進んでいるが、高速道路や国道以外の道路は十分に点検が行われていない。本研究は効率的かつ低コストで道路の点検を行うことを目指し、自動的にひび割れ検出モデルを提案する。車内に設置したカメラで撮影した写真によって路面状況のレベルを付け、学習データセットを作成する。そして、CNNを用いて路面の状態を判定するモデルを構築し、その最適化を行う。現在の実験結果により、学習データに対するひび割れの検出率が99%以上になる。従って、このシステムを利用することにより、低コストで効率的な路面点検を行う可能性を示した。

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