2R-08
目のパーツ推定による自動アイメイク手法の提案
○杉浦沙弥,澤野弘明(愛知工大),土屋 健(諏訪東京理科大),小柳惠一(早大)
 プリントシール機において,被写体の目領域を検出し,拡大して貼り付ける表現や,カラーコンタクトをスタンプにより実現するデジタル加工が一般的に利用されている.この加工方法では拡大後の肌の境目のずれや,カラーコンタクトのスタンプが目の領域をはみ出すという課題がある.そこで本稿では,まつげ及び虹彩を検出し,瞼にまつげを追加するアイメイク方法を提案する.提案手法では,被写体の静止画像から目の領域を検出し,虹彩を楕円フィッテングにより取得し,目全体の輪郭点から最小二乗法による多項式近似を用いて瞼の推定を行うことで部位分割を行う.入力画像に対し取得した領域に合成を行う.
提案手法による実験を行い,考察を示す.

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