2Q-06
マルチエージェント技術を用いた信号を使わない複数交差点制御の提案
○谷  文,伊藤孝行(名工大)
人工知能の発展に伴い自動運転が現実的になり,自動運転による交通渋滞の緩和が期待される.先行研究では,交差点においてマルチエージェント技術を用いた自動制御手法を導入することで,自動運転車が効率的に交差点を通過できることを示した.本研究では,複数の交差点を制御することで,自動運転車が複数の交差点を通過するときに,より効率的に通過できる手法を提案した.
 具体的には,車両が目的地まで移動する間に交差点が複数存在する場合,より空いている交差点を選択するエージェントを追加する.複数の交差点の制御を行うエージェントを導入することで,車両が複数の交差点をより短い時間で通過することを目標としている.

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