2Q-02
確率的な提携構造形成問題の解法
○松村昂輝,沖本天太,平山勝敏(神戸大)
提携構造形成(CSG)問題とは,協力ゲーム理論における基本的な枠組みの一つであり,与えられたエージェントの集合を社会的余剰が最大化されるように,いくつかの提携に分割する問題である.確率的な提携構造形成(PCSG)問題とは,各エージェントの(任意の)提携への参加の有無が確率により与えられているCSG問題である.PCSG問題では,各提携で得られる利得の期待値計算法が重要となる.本論文では,提携における許容可能な欠席者を考慮したPCSG問題を定義する.さらに,本モデルの解法を開発し,評価する.

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