2Q-01
列生成法とLPラウンディングによる提携構造形成アルゴリズム
○小浦隆之,平山勝敏,沖本天太(神戸大)
提携構造形成(CSG)問題は,提携形ゲームにおける基本問題の一つであり,社会的余剰が最大となる提携構造(エージェント集合の集合分割)を求める問題である.この問題はNP困難であることが知られており,汎用かつ効率的な厳密解法の存在は絶望視されている.本研究では,特性関数の代表的な簡略記述法の一つであるMC-netsを入力として,列生成法とLPラウンディングを用いてCSG問題の近似解を求めるアルゴリズムを提案し,その性能評価を行う.

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