2M-08
マルチパーティ戦闘ゲームにおけるユーザーからの教示を導入したエージェント学習機構の検討
○筒井壮太郎,福田直樹(静岡大)
マルチパーティ戦闘ゲームでは,ユーザーが操作するキャラクターと味方側のNPCが,協調動作をとることでゲームを優位に進行させることが可能である.味方側のNPCに協調動作を獲得させる方法のひとつに,マルチエージェント学習の手法の適用がある.マルチパーティ戦闘ゲームにおいては,味方側のNPCとの協調動作はユーザーによって求めているものが異なる場合がある.マルチエージェント学習の手法を単純に用いて味方側のNPCに協調動作を獲得させた場合,必ずしもユーザーが求めている協調動作を獲得できるとは限らないという点が課題である.本稿では,ユーザーからの教示を導入したエージェント学習機構について検討する.

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