2M-07
マルチプレイヤー協力ゲームにおけるユーザのプレイスタイルを考慮した習熟度向上のための味方エージェントの試作
○藤田眞汐,福田直樹(静岡大)
マルチプレイヤー協力ゲームにおいて,ユーザの習熟度を向上させるために,手本となるプレイをする味方NPCを用意することで,習熟度向上を促すことが可能である.習熟度を効率的に向上させるための課題には,味方NPCに依存することで習熟度向上のための練習が非効率化する場合への対処がある.ユーザの依存を防ぐために,味方NPCは,ゲーム上の状態とユーザのプレイスタイルに合わせて,ユーザの負担を考慮した突き放し行動を取る必要があると考えられる.本発表では,ユーザのプレイスタイルに合わせてユーザの手本となる行動を取りながら,ユーザを突き放す行動をとるエージェントの試作について述べる.

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