2J-01
ソースコード読解支援のためのファイルと関連要素の縮小表示を用いるナビゲーション機能
○後藤洋二朗,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
ソースコード読解の際、定義や参照などの要素を効率的に探索できるナビゲーション機能が求められる。既存の定義へのジャンプや検索の機能では、複雑なコードを読解するためにはそれぞれを何度も繰り返さなくてはならず操作負担が大きい。また、探索した多数のソースファイルを並行して読むためにスクロールとタブ移動を頻繁に行うため、移動が煩雑になる。
本研究ではファイルと関連要素を縮小して表示するナビゲーション手法を提案する。縮小表示を用いることで、一度に多数の関連要素をソースコードの構造と関連付けて提示でき、また概観性が向上することによってソースコードの読解を効率化できることを被験者実験によって確認する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会